犯罪者たちの女神/サンタ・ムエルテ

心理カウンセラー

こないだ大阪の街を歩いていたら、面白いお店を見つけました。

PADというメキシコ雑貨のお店です。

↓WEB SHOP

海外特有の、少し雑にも見えるような、それが味になっているような雑貨達が並びます。

そこで、多くの雑貨のモチーフになっている物を見つけました。

サンタ・ムエルテと呼ばれるものだそうです。

サンタ・ムエルテ(死の聖母)は、メキシコの民俗カトリック主義における聖人、あるいは女神である。死を擬人化した姿で表現される。

あらゆる願いを叶える存在として信じられ、悪意の願いすらも聞き届けられるとして、貧困層の一般市民から犯罪者に至るまで様々な社会階層の人々に信仰は普及している。

信者各々がサンタ・ムエルテの像を所有し、祭壇を設けて供物を捧げる。供物は、灯明、水、香、花、土、果物などの他に、葉巻やタバコが好んで捧げられている。

wiki

何だか良いなと思いました(*^-^*)

お店の中のPOPには「犯罪者たちの女神」と書かれていたかな。

サンタ・ムエルテはフクロウを従えていて、フクロウは知恵の象徴。

これはムエルテが知識に長けている事を表しているそうです。


メキシコといえば、とても治安が悪いイメージがあります。

麻薬カルテルのイメージ強い。

外務省のページより。

色ついているところは危険で、一番濃い所は、渡航中止勧告が出ている場所です。

ゲレーロ州ってとこがヤバそうです。

ゲレロ州チルパンシンゴは、メキシコで唯一「危険レベル3:渡航は止めてください」の渡航中止勧告が出されている都市です。

犯罪組織の抗争や警察組織との衝突が発生していて、殺人や誘拐が横行しています。

また、チルパンシンゴ周辺の地域も「危険レベル2:不要不急の渡航は止めてください」に指定されています。

殺人や誘拐が横行…。

海外の治安の悪さって、ほんと日本の比じゃないよねぇ(´Д`;)


このような、犯罪率が高く治安も悪いメキシコで、サンタ・ムエルテが信仰されるというのはよく分かる気がします。

普通の聖母マリア様だと、あまりに綺麗すぎて自分が信仰して良いと思えないんじゃないだろうか?

そんなふうに思いました。

「犯罪者たちの女神」サンタ・ムエルテ…。

アウトローやギャングとして生きていながら、それでも神に縋りたいというのが、なんとも自分勝手で愚かしく、そして人間味を感じて、とても面白いなと思いました(‘ω’)ノ


この事から考えるに、やっぱり人って、この人なら自分を理解してくれる、分かってくれる…という相手に心を開いてくれるものだと思う。

犯罪者たちは、聖母マリアには心を開けないが、サンタ・ムエルテを崇拝する。

それは彼らがサンタ・ムエルテに「同族感」を感じているからではないだろうか?と思った。

同じ属性を持つからこそ、その人の痛みや辛さをより理解し、救う事もできるのだろう。

私は誰を分かってあげられるだろう?

どんな人の力になれるだろうか?

……。

そして、私は誰に救いを求めるのだろうか?

そんな事を考えさせられた夜でした。

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