草刈 健太郎さんという方の書いた「お前の親になったる 被害者と加害者のドキュメント」がとても良かった。

元受刑者を雇い入れ、就労支援を行う『職親プロジェクト』に携わることになった著者・草刈健太郎には、大切な妹を殺された悲しい過去があった。
社会復帰の手助けとはいえ、元受刑者を前に冷静な気持ちでいられるのか、あの地獄のような日々を思い出し、再び犯罪者への憎悪に支配されてしまうのか……。
いくつもの葛藤を乗り越えて手にしたものは、殺害された妹から届いた兄の使命だった……。
自身に問いかけ続けた、魂に響かせるノンフィクションルポルタージュ!
妹を殺されるという壮絶な体験をした著者が、犯罪者の更生プロジェクトに携わることになった、という話です。
草刈さんにとって犯罪者というのは、憎んでも憎み切れない、妹の仇の象徴的存在だ。
通常であれば支援など絶対にしたくない存在である。
だが、あらゆる偶然が重なりあい、草刈さんはその役割を担うことになる。
霊的体験
この本の中で、私が非常に興味深く読んだのは、草刈さんに霊感があり、子供の頃はよく霊を見ていた、というエピソードだ。
母から般若心境を勧められて、般若心境を唱えていたら次第に見えなくなっていったそうだ。
そんな草刈さんだったが、妹さんが元夫に殺されてから、その後妹さんが夢に出てきて対話をするシーンがある。
草刈さんは妹に話しかける。
「痛かったか?」
「痛かったけど、一瞬やったで。私はこっちで楽しくやってるで」
そう言う妹さんは、天国での暮らしを草刈さんに教えてくれたそうだ。
天国にはいくつもの階層があって、生前の善行によってどの階層にいけるのかが決まる。
妹さんいわく「自分は結構上の方にいる」と言ったそうだ。
そして、草刈さんが「おかんにも会いにいったってくれや」と言うと
「今は会われへんねん。お母さんがこっちに来たら困るから」と答えたそうだ。
草刈さんのお母さんは、妹さんが亡くなってから元気をなくしてしまっていた。きっと今にも後を追ってしまうような状態だったのだろう。
そして妹さんは言った
「人は「担い」を持って生まれてくる。それはこの世でその人がするべき使命のようなものだ、と…」
草刈さんは、その妹さんの言葉を聞いて、自分の使命とは一体何なのかを自問し続ける日々が始まる。
人生の使命
人にはそれぞれ使命があり、それを持って生まれてくる…。
天国には階層があり、善行によって行ける場所が変わる…。
霊界に関しては、18世紀の科学者・霊能者スウェデンボルグの著書の「霊界」に同じようなことが書いてあった。※私は漫画版しか読んでないが、とても面白い一冊なのでオススメ。
建設会社の社長である草刈健太郎さんが、占星術やオカルトに詳しかったとは思えないので、妹さんが夢で話した内容が、占星術の思想やスウェデンボルグの思想と一致する事に私は驚いた。
妹を殺した犯人を殺してやりたい…そんな一心で過ごしていた草刈さんは、その後起こる様々な出来事、偶然の一致、サインなどを感じながら、
犯罪者の厚生プロジェクトに尽力することが、自分の「担い」…すなわち、使命なのではないかと感じ、活動を続けている、ということだった。
草刈さんは本当に立派な人だ。
この本を読んだ感想としては「私にはとても同じことはできないだろう」という事だった。
「天は、その人が乗り越えられない試練は与えない」という言葉があるが、草刈さんは非常にスケールの大きい人なので、天が多くの試練を与えたのではないかと思った。
星が示す自分の使命
占星術における使命とは「ドラゴンヘッド(ノースノード)」という感受点が示すと言われている。
ドラゴンヘッドとは、地球から見たときの太陽の軌道(黄道)と、月の軌道(白道)が交わるポイントの事。
その反対の場所にあるのが「ドラゴンテイル(サウスノード)」と言われる感受点で、これは前世に自分が行ってきたことだと言われている。
ドラゴンテイル(過去の「貯金」と「執着」)
ドラゴンテイルは、前世や過去、あるいは幼少期から「無意識にできてしまう得意なこと」を表す。
習得済みの才能や、心地よいコンフォートゾーン、過去のパターンなど。
自分自身の土台。しかし、ここだけに留まっていると、人生が停滞したり、同じ問題(腐れ縁や悪癖)を繰り返したりする。
「得意だから」という理由だけでテイルに頼りすぎると、魂の成長が止まり、「やり尽くした感」による虚無感に襲われることがある。
ドラゴンヘッド(今世の「挑戦」と「使命」)
ドラゴンヘッドは、今世で新しく「開拓すべき未知の領域」を表す。
魂が切望する進化、苦手意識があるけれど惹かれる場所、徳を積む方向。
これこそが「今世のミッション」のヒントとなるポイント。
最初は心理的な抵抗や「自分には無理だ」という感覚があるかもしれないけれど、ここに向かうことで人生が大きく好転し、深い充足感を得られるようになると言われている。
成功の鍵: ヘッドの方向へ一歩踏み出すと、不思議と周囲からのサポート(ご縁)が得られやすくなる。
使命を果たすためのバランス
「過去(テイル)を捨てて、未来(ヘッド)へ行け」ということではない。
「テイルという安定した土台を使いながら、ヘッドという新しいステージに挑戦する」
このバランスが重要。ドラゴンテイルで培った卓越したスキルを武器にして、ドラゴンヘッドが示す未知の世界に貢献するという事。
それが占星術における理想的な「使命の果たし方」と言える。
私自身の使命
私のドラゴンヘッドは、牡羊座の11度55分、2ハウスにある。
ドラゴンテイルは天秤座 11度55分、8ハウス。
これらがどのような意味を持つのか読み解いていこうと思う。
8ハウスは他人の財産、そして2ハウスは自分の財産を表す。
ドラゴンヘッドが2ハウスの牡羊座にあるという事は、「他人に委ねていた人生の手綱を、自分の手に取り戻す」という非常に力強いテーマを持っていると言える。
ドラゴンテイル(天秤座・8ハウス):これまでのパターン
この配置にある人は(あるいは過去の魂の傾向)は、「誰かと深く関わること」や「相手の期待に応えること」に非常に長けていたはず。
無意識の癖としては、相手の顔色を伺って自分を調整したり、誰かのリソース(お金、才能、コネ)に頼って物事を進めるのが得意。
「自分一人では何もできない」という不安から、特定の誰かや組織と深く癒着しすぎてしまう傾向がある。
自分を消して相手に合わせることで平和を保とうとする「過剰な調和」が、自分自身を疲れさせてしまう。
ドラゴンヘッド(牡羊座・2ハウス):今世の挑戦
個の配置の人の今世の使命は、「自分の足で立ち、自分自身の価値(才能・資力)を確立すること」。
誰かの意見や評価に左右されず、「私はこれが好きだ」「私はこう思う」という純粋な自己主張をすることで道が開ける。
自分の才能を「自力で」形にして、対価を得ること。
また、依存関係から抜け出し、自立したプロフェッショナルとして、個のアイデンティティを築くことが最大の成長ポイントとなります。
具体的な「使命」のヒント
この配置を持つ方の使命は、以下のような形で現れやすいです。
キーワード:自立、自己肯定、自前の才能、経済的独立、勇気
誰かのサポート役や「NO」と言えない組織人ではなく、自分の名前で勝負する、あるいはリーダーシップを発揮する事。
才能の活かし方
8ハウス(継承)で受け取ったものを、2ハウス(自分のスキル)に変換して、独自の価値として世に出す。
「誰かがやってくれるだろう」という甘えや、「嫌われたくない」という理由での妥協は手放そう。
アドバイス
最初は「一人でやっていくのは怖い」と感じるかもしれないけれど、「私はこれがやりたい!」と旗を掲げた瞬間、魂は本来の輝きを取り戻します。
他人の財産や評価に頼るのではなく、「自分という資産(2ハウス)」を運用していくことが、人生を最も豊かにするルートです。
今の私の人生と照らし合わして
やべえ!
びっくりするくらいにこの人生に向かっている自分に驚いた。
しかも、昨日は「パワハラ体験記」を書いて、人の言いなりの人生からの脱却を強く決意したところだったのだ。
うおおおお!!!正しい道に向かっているうううううう!!!!
改めてテンション上がった。
自己主張することに対する怖さがずっとあった。
人になんて思われるか分からないからだ。
でも自己主張したい!
そんな強烈な衝動にあらがえなくて、私はこんな風にブログを続けている。
確かに、今は生きていて自分の人生に違和感がない。
本当にこっちで良いのだろうか?という、迷いや悩みがない。
会社を辞めてから、心がとても自由になった。
未来はどうなるか分からないが、今はとても楽しい。
使命というからには、草刈さんのように人を助けたりするべきなのではないかと悩む自分もいたけれど、私は私のままで自己表現することで、人に元気を与えたり気づきを与えることができるのかもしれないと思った。
ドラゴンヘッドは過去読んでいたのだが、当時はそこまで深く考えていなかった。
今、とても沁みる。
自分の人生の使命を知りたい方も居るだろうし、こういう講座とかしても良いかもしれないなと思った。

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