加藤 諦三先生の「感情を出したほうが好かれる」を読みました。
めっちゃ良い本でした!
このような冒頭から本は始まります。
ノーと言っても好かれる人がいる。
しかしイエスと言っても好かれない人がいる。
なぜか?
それがこの本のテーマである。
過去の自分の行動や思考がそのまま書かれていて、読んでて結構きつい部分も多かったですが、本当によく分かりました。
この本に書いてあることがすごく理解できました。
我慢に我慢を重ねて、無理して人のために尽くした人は結果を求める。
だけどそういう人は暗くなるし、暗い人はみんな避けるから幸運が来ない。報われない。
という事が書いてあります。
無理なく、人に良い顔せずに、自分を大きく見せようとせずに生きていく方が良いんだよなと思います。
人に気に入られようとしない、というのはまず大事なことですし
人を過剰に助けようとしない…というのも大事かなと思います。
私は人に助けを求められたら、つい助けてあげないとと思ってしまうのですが、助けたことで見返りがないと不満が出てしまい、助けを求めてきた人との関係がこじれる…
といった事が過去に何度もありました。
見返りを求めてしまうくらいなら、助けないほうが良いんだろうなと思います。
助けてと言われたら、助けてあげなきゃと思う…それは自分の優しさかもしれないけど、結局見返りを求めてしまってその人との仲がこじれるくらいなら
「私はそれはできません」
と言ったほうが良いと思う。
相手に切実に迫られた場合、HSPの人は断るのがすごく難しいと思うけど、「ここで断るほうが相手のためになる」と思ったら負担なく断れるからオススメです!
言う事聞いてあげるだけが、相手のためになる事じゃない。
時には自分が引くのも大事だな…と、私も最近やっと、心の底から思えるようになってきた。
相手にお願いされたら、しないといけないと思い込んでた。
私は占い師のオープンチャットを運営しているんだけど、去年の2月ごろにチャット内で大暴れする人がいた。
その人は、いろんな人に暴言を吐いていたし、私も言われた。
その人は「アリエスさんは占い師なのだから、私のような弱い障碍者に寄り添うべきだ、愚痴だってなんだって受け入れるべきだ」
というようなニュアンスの事を言ってきた。
そこで、私は
(そうなのかな…?)
と思って、フリーズしてしまった。
このような暴れる人が出た場合、管理人は強制退会させるか、その人をチャットに残すかどうかの決断を迫られる。
私は、その人を強制退会にするか悩んだ。
私が占い師になったのは、社会の中で生きづらさを感じている人の力になりたかったからだったし
相手の人の言うように、その人を排除することがとても冷たい事のように感じられて、どうしたら良いか分からなかった。
結果的に、私がフリーズしている間に、その人はオープンチャットから勝手に抜けて行ってしまったので強制退会の措置は取らなかった。
…。
これが去年の2月の出来事…約1年前であった。
そして、なんとまたその人が先日、再度私のオープンチャットに入ってきたのだ。
そして、結局また暴れてしまった。
「前回のことはごめんなさい。もうしません」
と、謝ってくれたのは良かったけど、何となくこの人は、今後も変わらない感じもした。
なので、私は今回はその人に、強制退会措置をとろうと思った。
自分が、去年の感じ方とはまるで違っている事に驚いた。
1年前の私は、その人の居場所をなくすのが可哀そうに思ったし、相手を受けいれないといけないと思ったし、受け入れなかったら、自分がとても冷たい人間になってしまうと感じて苦しかった。
でも今は、このような依存的な人間と関わりあうのは良くないな…という、冷静な感覚があった。
結果的に、すぐにその人を強制退会にした。
この事は、私の中に「境界線」が育ってきている事を自覚する、印象的な出来事となった。
そして、その人を退会させたことで、私はこれからは、付き合っていく人を「自分で選んでいく」のだな…という自覚が芽生えたのだった。
相手が私のところに来るからその人と一緒にいるのではなく、私が選ぶのだと。
この世界には依存的な人と自律的な人がいて、自律的な人同士でないと健全な人間関係を築くことができない。
だから私は、これからは、自律的な人と心地よく楽しく建設的な関係を築いていきたいなぁと純粋に思った。
これからは私自身が誰かに寄りかかる事なく、寄りかかられることもなく、前を向いていくんだなぁと思うと、涙が出るくらい感動して、とても満たされた気持ちだった。

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