好戦的である必要はないが、戦うべき時には戦わないといけない

アダルトチルドレン

惑星のパワーは、自分が使わないと他人に使われてしまう

という占星術の世界での考え方があります。

例えば、火星と冥王星のアスペクトなどを持っている人は、一般的に無尽蔵のエネルギーや、強い攻撃性を持つと言われています。

この惑星の力を建設的に使うというのは、スポーツをするとか、仕事に打ち込むとか、何かエネルギーの発散先を見つけるという事です。

建設的なエネルギーの発散先を見つけられない人の場合は、自分の中にエネルギーが溜まっているわけですから、喧嘩や暴力といった形で表面化したりするんですね。

では、惑星のパワーを人に使われるとはどういう事か?

これは、例えば他人から暴力を受けるとか、喧嘩をふっかけられるとか、上司にこき使われるとか、他人に利用されるような形で出てくるとも言われているんですね。


正直、私はこれは実感としてあるんですよね。

今、私の出生図のホロスコープのDES(7ハウスの起点)にトランジット(現在の宇宙の)の火星が乗っかっています。

トランジットの火星が、7ハウスに来るというのはどういう事かというと、私の出生図の7ハウスに火星があるようなものなんだそうです。

つまり、7ハウス的な…パートナーシップやビジネスパートナーといった対人関係において、火星的なエネルギーである自己主張力や積極性を持てたり

逆にそういう火星的な積極的で時に攻撃的な人が自分の元にやってくる…と読めるでしょう。

後者の場合は、星の力を他者が使っていると言えますね。

そういう事を考えていて、やっぱり自分で火星を使わなきゃダメだな!と思ったんですよね。

前回の記事「テイカーを許しちゃダメ!」では、私が出会ってきたテイカー(奪う人)の話と、最近またテイカーが寄ってきて辟易しているという話を書きました。

何かを奪おうという人が私に寄ってくるのって、火星の力っぽいなと思った訳です。

で、そういうのをブロックするぞという強い意思を持つ、という事もまた、私の中にある火星の力なわけです。


本当にここ数か月「無料で何かしてくれ!」という人たちが私の周りに沢山出現して、去年は何となく対応もいけたんですが、年明けにインフルになった事で気持ちが弱ったのもあり、だんだんそういう人たちに拒否感を感じるようになってきたんですね。

そういう人たちを、ちゃんと自分の意志でブロックしていかなきゃダメなんだ!

時には戦う意思を見せる事も必要なんだ!

と、そう思ったんです。

そう思わないと、他者が私の火星を使おうとしてくる(私を利用しようとしてくる)…と。


とかまぁ、色々言いましたけども

奪ってくる人の中には、悪気がある人とない人がいるんですよね。

明確に、私からお金を引き出してやろう!みたいなタイプの人は分かりやすいので、私も引っかかる事はないんですよ。

分かりにくいのが、悪気がないタイプの人ですね。

相手に悪気は無いわけだから、私も相手を責めるのもちょっと違うかな、と思うんですが、接していると事実私は疲弊してくるわけですね。


例えば、過去の話でもう時効だと思うので書きますが

某占いコミュニティで知り合った方から、いきなり

「今から電話しても良いかな?」

と言われたんですね。

で、その時私はその人を含むグループで占い師活動をしていたので、その活動についての事かしら?と思って「大丈夫ですよ」と答えたのです。

そしたら、電話がかかってきまして、そこから1時間ぐらい延々とその人のやっている趣味の活動の人間関係の愚痴を聞かされたんですね。

しかも、電話がきて開口一番「も~マジで最悪な事あってさ~!」みたいに始まって、私も頭の中が「????」となった事を覚えています。

私とその人は会った事もないですし、あくまでも同じ占いグループ内の一人…という感じだったので、なんか距離感がおかしいなと思って驚いたんです。

私の感覚では「いきなり電話してごめんね。ちょっと聞いて欲しい話があるんだけど良いかな?」とか、そういう言葉で電話って始まるイメージがあるんですけど、全然そんな感じじゃなく、それまでずっと話してた感じで始まってくるというかね。

話す内容も「AとBがこうで~こうやったやんか!」みたいな、知ってる前提で話される感じなんですが、私はそれも知らないので、一つ一つ状況説明から紐解いていく感じで話を聞いてて、非常に疲れてしまったんですね。

その人は、全然悪気はないと思うんですが、私としては電話が終わった後にどっと疲れる感じがあって、何かおかしいよな~と思ったんです。

その後も「電話していい?」と何度か言われましたが「30分だけなら大丈夫ですよ」というふうにして、せめて時間を区切る事で何時間も無制限に話される事のないように自衛したりして対応していました。

相手の人としては、別に私の時間を奪ってやろうとかまで思ってなくて、悪気も無くて、愚痴聞き要因が欲しかっただけなんだと思うんです。

でも、そういう扱いをされた側としては、結構疲れてしまうんですよね。

なので「今は忙しいからごめんなさい」とちゃんと伝えないといけないですよね。

これ伝えるのも火星の力ですよね。


人に何かを要求されて、それを断るってめちゃくちゃしんどいじゃないですか。

要求を呑む方が楽まである、と私は感じてるくらいで。

でも、そのコミュニケーションじゃ限界が来るんですよね。

私は出生図で火星がおうし座に位置してまして、この配置って粘り強さとか持久力という面で出てくるなーと自分では感じているんですが、対人的に戦える火星か?と言われると配置的に結構弱くて、あんまり争いたくない平和主義者的な感じで出るとも言われるんですね。

牡牛座は自分の快適さを維持するためにやっと戦うという感じで、好戦的な星座ではないですからね。

上記の電話してくる人、というのも一例で、同人関係で知り合ったある方からも、「好きです!仲良くなって下さい」と言われて、好きですと言われて凄く嬉しくてDMの返事をしたんですが

DM2通目からものすごい長文の愚痴を送られてきて、それが返事してもしても毎日きまして…毎日何時間もかけて返事してたって事があるんですよ。

その人には、電話で何時間も愚痴を聞いたりもしてまして。

今思うと、あれも完全に愚痴吐き要因としてロックオンされてたんだなと思うんですよ。

すごい負担を感じてたんですが、「でも、この人は私なんかに好きだと言ってくれているんだから、私もお返ししなきゃ!」みたいな自己肯定感の低さから、当時は彼女の言う事なんでも聞いてましたね。

アダルトチルドレン全開になってるんですよ、もう。

おかしかったですね当時。


考えようによっては、私が話しやすいからそういうふうに相手もしてくるのかなと思うので、話しかけやすそうとか、怒らなさそうっていうのは自分の良い面でもあると思うんですが、雑に扱われてるとも言えますよね。

元々断るのが苦手だから、相手の愚痴聞き要因として扱われたり、残業を押し付けられたり、無料でこれやってよ!という扱いをされる事にも繋がってたんだなと思います。


実際私は、人に対してあんまり怒ったりするタイプではないんですが、怒るのがそもそも苦手というのと、主張すべき時に主張できずに結果的に不満をため込みやすいっていうのがあるんですよ。

だから、我慢して我慢して…我慢の限界が来たら相手から去る、っていうコミュニケーションになってしまうんです。

そういうのも、変えていかなきゃダメだなーと思います。

自分が無理して相手の要求を呑むから、自分にとって相手がひどい人みたいに思えてくるんですが、要求を呑むという選択をしているのは自分なんですよね。

結局人生は、自分の選択でできてるんだよなと。

別に相手だって、こっちが絶対に拒否の姿勢を見せたら無理に何かをさせる事はできないんですから。

相手の無理な要求をキャパオーバーしてまで吞むというのは、自分が自分を軽く扱ってきたって事なんだな、と思いますもん。

そういう自分をちゃんと変えていきたいって事です。

人は変われるんだから。

ちゃんと他者に対して、適切な要求をしていかないとダメなんですよね。

会社員時代は中間管理職をしていたので、他の人よりも給料を貰っている訳で「しっかり働かないと!」という意識がめちゃくちゃあったので、上司からの無茶な要求も答えてきましたけど、私と同じ中間管理職の人でも全然マイペースに無理せず働いている人はいましたからね。

結局それで心の病気になって会社も行けなくなってしまって…不器用すぎたというか、何というか。

生きるのがヘタすぎましたが。

自分には良い経験になりましたよ。人生が強制的に変えられたっていう。

真面目一本でやれば良いってもんじゃないですからね。

うまく断るっていうのは技術ですから。

それを身につけられてなかっただけという事だと思うので、これからちゃんと学んでいけば良いのですよね。

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