自分の本当にしたい事をするのは難しいが、何よりも大きな価値である

アダルトチルドレン

私がYouTubeチャンネルを開始したのは、2023年の12/25でした。

1年経ちました。

この頃は「同人活動をしている方に向けた、週間12星座占い」という投稿を進めていこうと考えていて、それで開始した感じです。


YouTubeを始める前は、自分の中にとても大きな葛藤があったのを思い出します。

その葛藤をいうのは

自分なんかが、YouTubeを始めるなんて恥ずかしい

というものでした。

もっと言うと、自分が話した内容を全世界に発信するという行為は、もっと特別な人がするものであって、自分のような何も持っていない人がしても笑われるだけだろう…

と思っていたのでした。

ですが、その話を同人仲間のAさんにしたところ笑われることはなく、それどころか「良いね!」と背中を押して頂けて、それで私も一歩踏み出す勇気を持てたのでした。

何かこの頃は、誰かに許可を貰えないと、自分の意志で大きなことを始めてはいけないような感覚があったのでした。

今思うとこれは、長年働いていた会社での「自分の意志で何かを決める事ができない環境下で過ごしていた事」が大きく影響していると思います。

また、私自身がアダルトチルドレンの克服がこの頃はまだできていなかったので、自由にのびのびとする事に対して強い抵抗があったというのもあると思います。

あれから1年経ち、心理学の勉強を深めた事や、占いコミュニティの発足で沢山の占い師仲間に恵まれた事で、私の心持ちもずいぶん変わってきました。

誰だって、自分の好きな事を、好きなようにするのが一番良いんだと、今は心の底からそう思えるようになりました。

人の目を気にする必要なんか、1㎜も無いのだと…。

そして今、自分自身で心の底からそう思うからこそ、人に対しても背中を押すことができるようになったとも思います。


心理学の学校の仲間に、今年言われたこと言葉があるのですが

「アリエスさんの雰囲気がとても柔らかくなって、表情も変わってきた」

というものなのです。

これは、今年の夏ぐらいだったかな?

今年はSNS(X)からも離れて、Xでの交流をやめました。

今でも必要があれば告知はしていますが、基本的には私はXにはいません。

Xで流れてくる過激なツイートを見ると気持ちが滅入ってくるのと、あらゆる人の感情などが入ってきすぎてとても疲れてしまったからです。

私は、Xから離れて、ブログを作りました。

そして…

ブログの何と快適な事か…と思いました!

何の雑音もない、私だけの空間で、好きな事を好きなだけ書いて良いだなんて!

も~最高です。

ブログの事が大好きです。


Xから離れた私は、その後、ずっとしんどかった別の場所からも離れる事にしました。

その場所はいることで大きなメリットもありましたが、空気感がどうも殺伐としており、恐くて苦手でした。

「そこから離れる」という事を言うのも恐いなぁ…というような場所だったのです。

ですが、勇気を出してその場所からも離れる事にしました。

離れる事は難しいかも…と思っていましたが、案外すんなりと離れる事ができました。

その時、自分の合わないと感じる環境からは離れても良いんだ…!と思い…

正直、衝撃を受けました。

それは大きな気づきでした。

他の人は簡単にできる事なのかもしれません。

ですが、アダルトチルドレンの皆さんは分かると思うのですが、不本意な場所に不満を感じながら居続けてしまう現象というのは珍しくないですよね。

もし離れるとしたら、多大な代償を払う必要があるような…そんな気持ちになってしまい、離れる事ができないのです。

DV夫と別れられない妻なんかも、同じ構造でしょう。

精神的に自立できていない人は、自分の要望を通すことができないのです。

つまり、自分の人生を生きる事ができないのです。

とても勿体ない事です。

私が自分の意志でこの場所から離れる事ができたというのは、私の精神がかなり良くなってきたことの証だと思いました。

また、アダルトチルドレンを克服するプロセスだったのだと思います。


その後は、自分の心が違和感を感じる事は、できるだけしないようにしました。

これによって直観力が鋭くなってきていて、違和感に気づきやすくなりました。

結局、違和感を感じているのに離れられない状況というのは、自分がそこにしがみついているのだと分かりました。

人に嫌われたくないとか、良く思われたいとか、そこにいると得をするとか、あわよくば良い事があるかもしれない…という、自分の心の中のズルい部分があるから、離れられないのですよね。

捨てる覚悟、嫌われても良いという覚悟があれば、自分の心が本当に望む道を選ぶ事ができます。

そしてそれは、何よりも素晴らしい道です

失うものもあるでしょうが、自分が望む道を選べたという事の素晴らしさに比べたら、ちっぽけなものです。

私は、これらの体験を経て、自分が本当にしたい事をすると、体の奥からエネルギーが湧いてくるのだと知りました。

そして、合わない場所から離れる事ができた自分を、ものすごく褒めたいと思いました。

「よくやった!」と言ってあげたくなったのです。


会社員時代の私は、相手に嫌われたくないから、良く思われたいから、評価されたいから、親に認められたいから…どんなに嫌な事でも無理して引き受け続けて、結果的にぼろぼろになって、周りを憎んでいました。

そしてこの頃の人間関係は、プライベートでも同じような事が起こっていました。

見る人が見れば分かってしまうのでしょう。この人はNOをいう事ができないだろう…という事が。

私は、ハッキリ言ってしまえば、搾取されていたと思います。

具体的に言うと

「あなたはとっても凄いね、大好き!…だから、これとこれとこれをしてくれるよね?」というようなコミュニケーションを受け入れてしまっていました。

凄いねとか、好きだと言われるのが嬉しかったから、私は寝ずに、自分の時間を相手に差し出していました。

相手の愚痴を延々と何時間も何時間も聞いてあげました。

そのうち、そんな生活に疲れ果てた私が、自分の意見を主張すると、相手は私に手のひらを返し、猛烈に怒り狂いました。

これは理不尽でおかしなコミュニケーションです。

本来、このような相手には最初から距離をおかないといけないのです。

でも当時の私はできなかった。

侵入されるがままでした。

自分で自分を認められなかったから。

人に褒めて欲しかったし、認めて貰いたかったからです。


そんな不毛な人生を、他の人には味わってほしくないと思います。

今、私はそんな理不尽なコミュニケーションを取る人に対して、境界線を持つ事ができるようになってきました。

私に本当の心からの愛情を注いでくれた人たちの存在と、心理学の学びによってです。

本当の愛を知った時はじめて、まがい物の愛に気づけるのだと思います。


私は、リスクを取ってでも自分の人生を取り戻せた人に、拍手を贈りたい気持ちでいます。

そして、このブログを読んで

他人の目を気にしてやりたい事ができない人…

上司から、親から、誰かから認められたくて、やりたくない事を受け入れてる人には、自分の人生を取り戻してほしいと思います。

違和感を覚える環境や人からは、離れてください。

恐いと思うけど、できることからでも良いので、一歩踏み出してほしいです。

安心してください。

しんどいのは離れる瞬間だけです。

離れた後には、信じられないような素晴らしい景色が絶対に待っています。

私が保証します(*^-^*)

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