ドリカムが炎上…(´・ω・`)
ドリカム中村「最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りに…」 途中退席に苦言→投稿削除も波紋
中村さんは7日、ライブの終演後、「色々ご都合おありなのはお察ししますが最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りになる多くの皆様のお姿を拝見すると『ああ、そんなにライブがお気に召されなかったのか』と深く反省する次第です」(削除済み)と投稿した。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d4685d1169569c00d547bac7465c62e5dfa635e3
何というか、SNSではドリカム下げに、他アーティスト上げのようなポストが多く散見されますね。
あと「ファンに失礼」「ファン一人一人に事情があるのにそんな事言うなんて」という意見とかも。
中村さんの発言が物議をかもすのは分かるんですが、同時にそこまでバッシングされるような事なのだろうか?という気もしてます(;’∀’)
挨拶の途中でどんどん人が帰っていく光景がシンプルに悲しかったんだろうな~と思います。
その寂しい気持ちとか、CDの売れてない事の焦りとかも相まってあのようなポストをしてしまったのでは…と思います。
いや、まぁ確かに言い方は嫌味っぽいけどね…。
ドリカムは一時代を築いたアーティスト。
自分たちの全盛期を知っているからこそ、今の状況が辛いんじゃないのかなと。
私はあの中村さんのツイートは「自信が持てなくて辛い、この先が不安だ」っていう、悲痛な叫びのようにも感じたんですよね。
↓こんな事もありましたね。
ドリカム中村正人、売り上げワースト記録更新明かし異例の呼びかけ
DREAMS COME TRUEの中村正人(63)が5日、新シングル「次のせ~の!で -ON THE GREEN HILL-」の売り上げがワースト記録を更新していると明かし、ファンに「なる早のご購入をお勧めします」と異例の呼びかけを行った。
「NEWシングルCD、ご購入をお考えのベイビーズはなる早のご購入をお勧めします。ドリカムのCDを取り巻く状況は厳しくCDショップから返品となる前に是非。なんせワースト記録更新なもので(大粒の涙)」と明かした。
引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202110060000311.html
中村さんは男性で60代の大御所。
音楽業界で30年以上第一線を走り抜けるくらいの胆力や根性もある人でしょう。
こういう人が、SNSで少し大人げないポストをしてしまうというのは、まぁ…あるよなぁって思うんですよ。
有名人で、発信する責任は重いので、その分考えてSNSしてほしいという世間の声も分かるのですがね。
最近のSNSって、潔癖すぎるよなぁ~とも思う訳です。
人間なんだから、ネガティブになってしまった時にポロっと失言してしまう事くらいあるよね、と。
私自身もそんなできた人間じゃないから、余計にそう感じてしまいます。
特にアーティストなんてのは、音楽の才能に全振りしてる人も多いので人間性が伴っていない場合も多々ありますよ。世間ずれしているというか。
だからといって、私は中村さんの発言で傷ついたファンの方の気持ちを軽視しているわけではないですよ。
自分が遠征組で途中で帰った場合、これ言われたら悲しいですもんね。
ただ、言う側の気持ちも言われる側の気持ちも分かるよ、という話です。
それを「こんな事言うなんてけしからん!」という感じで中村さんバッシングになるのは(中村さん側の気持ちも分かってあげてや~><)っていう気持ちになるんですよね。
私も一次創作とか、同人誌描いていたので、自分の思ったような反応がないと不安になる気持ち分かりますし、明らかに評価が下がっている時にそれが起こると凄く自信なくしてしまうだろうなぁとも思うので…。
創作者って常に、不安を抱えているものだと思います。
人気商売ですから。ファンの方に支えられてのお仕事ですからねえ。
いや、だからこそファンの気持ちを考えて発言してくれよ、と思う訳で、結局堂々巡りの議論になるんですけどね。
そんな発言するくらい追いつめられて自信なくしてしまってる状態なんかなと…その気持ちも慮ってあげても良くない?と思うという事です(´・ω・`)
「地の時代」と「風の時代」のギャップ
今回のドリカムのケースも結局これですよね。
今、この問題って結構深刻だと思うんですよ。
「地の時代」と「風の時代」のギャップについていけていない人が炎上する事が多い。
今回のドリカムのケースで言っても
地の時代:CDミリオンセラー続出の時代(物質として所有)
風の時代:CDは買わない。サブスクで。(データとして所有:シェア)
もう世の中はこんな風になってきているのに、CDを評価基準にするとそりゃあズレが起こりますよね。
今まで遠い世界の人であった「芸能人」と「一般人」が対等に、フラットになっていってる感じも「ザ・風の時代」って感じがします。
昔は芸能人って「上の人」って感じがあったと思いますが、今は一般人たちがSNSで物申せるようになったことで、芸能人が逆に謝罪するとかそういう事態が頻発していますからね~。
立場の逆転ですよね。
こないだもアナウンサーさんへの容姿イジリが炎上からの謝罪ありましたね。
フジ 新人の上垣アナ“イジリ”炎上 西山アナが説明「深く受け止めております」「緊張を解こうとして」
フジテレビは29日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、入社1年目の新人・上垣皓太朗アナウンサー(23)を先輩アナウンサーらがイジる動画が、ネット上で物議を呼んでいることについて言及した。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/050a45e1938f783ddf672838208473e247178543
昔のバラエティー番組なんかは、容姿イジリで笑いを取る文化がありましたよね。
私もあれ嫌だったから今の「容姿イジリNO!」の風潮はすごく良いと思います(*’ω’*)
▼「風の時代」については以下で説明しています▼
「風の時代」を生きる私たちに必要な事
ま~何というか、人々の考え方が、どんどん合理的でドライになってきているのを感じますよ。
忖度とか、推しはかる事がなくなってきて、見えている物だけで判断しているというかさ。
色んなことが公平で分かりやすい一方で、寂しい感じもします。
一長一短ですがね。
とはいえ、時代の大きなうねりは変わらない。
私自身も考え方をアップデートしていかなければ、一瞬で取り残されてしまいそうです。
新しい時代は「公平性」がキーワードです。
特権意識や特別意識を持っている人は、その感覚を修正していかないと世の中の考え方とはズレていってしまうでしょうね。
つまり、特権階級の人や、既得権益を得ていた人なんかには逆風でしょうね。
逆に、持たざる者には追い風になるでしょう。
この流れを意識して、柔軟に今までの考えを変えていく覚悟が求められている気がします。