月とインナーチャイルド

コラム

1年間通った学校の、心理カウンセラーの養成講座を本日無事修了しました(*^-^*)パチパチ。

私はこの先の実践講座にも進んでいくので、今後はより深い人間の心理や特性について学んでいく事にはなりますが、一旦今日が一区切りでした。

先生方や、同じクラスの生徒さん達も皆さんとても優しく丁寧な方ばかりで、楽しく心理学を学んでいく事ができました。


西洋占星術も、心理学とは非常に深い関連性があります。

例えば、月星座と呼ばれるものは、心理学でいう所のインナーチャイルドを表していて、0歳~7歳くらいまでの幼少期の経験から形成された無意識の部分に対応します。これは子供時代の感情や欲求、恐怖なども含まれます。

月がハードアスペクトを形成しているというのは、幼少期の傷やトラウマを表してる事もあります。また、月は母親を表すとも言われています。

私自身、牡羊座の太陽と山羊座の月がハードアスペクトなのですが、母からはあまり感情を汲んで接して貰う事がなかったように思います。例えば、何か不満を伝えたら「じゃあよその子になる?」という返答をされていたことが記憶に残っています。

この時の私は、なぜ不満なのかとか、なぜそう思うのか、という心を母に聞いて欲しかったのだと思うのですが、そういった経験を持てなかったのです。

子供は自分の悲しいとか、辛いといった感情を子供時代に親から受け止められる事で、健全な自己が育っていきます。そういった受け入れられる感覚を持たずに育ってしまうと、インナーチャイルドが傷ついたまま私たちは大人になっていきます。

そしてそれが、大人になってからの対人関係の不調和といった形で表面化するのです。


私も、心理カウンセリングを学んだことで、占いのお客様達にも、より心に寄り添った鑑定がしていけるようになるんじゃないかなと思っています。

今やネットで簡単に占いの結果を出せる時代ですから、占い師とお客様という人対人の心の温かい繋がりや、優しさというものがより重要なものになっていくでしょう。

占いのお客様は、心が傷ついた状態で鑑定に来られる方が多いので、そういった方々に親身になって寄り添い、癒しを感じて頂く事が占いでは何より重要な事かなぁと感じる日々です。

またちょくちょく心理学の事も書いていこうと思います。

ここまで読んで下さって、ありがとうございます。

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