タロットと私① 18歳、タロット占いに出会う

タロット

私は小学生の時から、占いやおまじないや、漫画を描くのが大好きな子供でした。

中学生くらいからは漫画ばかり描いていて、漫画家を目指すようになり、この頃は少し占いからは離れていたように記憶しています。

そして18歳になった私は、子供のころからの夢を実現すべく、親の反対を押し切りどうにか説得に説得を重ねて……漫画家になるための専門学校に通っていました


その学校のクラスメイトに、Nちゃんという年上の女の子がいて、彼女は当時20歳くらいだったでしょうか。

その子がとてもタロット占いが得意な子だったのです!!

さらにNちゃんは、西洋占星術やサビアン占星術もかじっており、私に手描きの鑑定書を作ってくれました。

この鑑定書は今でも大切にとってあります。

占星術!

世界に一つだけの自分だけのホロスコープ!

それが自分の人生や性格、才能の在処を表す宝の地図だなんて!なんて面白く魅力的な世界なのでしょう!

私にとってこの鑑定書は、とても大切なものになり、その後もちょくちょく見返したりしていました。


占星術とタロットは、私をすっかり夢中にさせました。

中でも、この時はタロット占いにのめり込みました。

あの人は今どんな気持ちでいる?

この問題は今後どうなっていく?

今の私へのアドバイス頂戴

…といった「今この瞬間に」持っている悩みに答えてくれるのが、タロットカードだったからです。

そしてそのカードの結果がまた、とても当たっている!と私は感じたのです。

多くのティーンエイジャーがそうであるように、私もまた、当時は悩み多き18歳…。

私は連日Nちゃんにタロット占いをお願いし、しょっちゅう占って貰っていました。


Nちゃんは当時、イラストレーター、画家の天野喜孝先生のタロットカードを使っていました。

天野喜孝先生は、ファイナルファンタジーのキャラクターデザインもされていたので、ご存じの方は多いかと思います。このタロット、今見るとAmazonでかなりのプレミア価格になっていて驚きました…!

タロット占いがあまりに楽しすぎるので、いつも私はNちゃんにお願いしすぎてしまい、呆れたNちゃんが一言…

「そんなにタロット占いが好きなら、アリエスちゃんも自分でやってみたら良いじゃない」

確かに…!

それもそうだな、と思った私は早速本屋さんに走りました!

そしてNちゃんとお揃いのタロットカードをゲットして、晴れてタロット占いを始める事になったのでした。

……が!

ここで私は早速、一つの壁にぶち当たったのでした。

<続く>

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