アスペクト解説

占星術における各アスペクトは、惑星同士や惑星と重要な点(例えばアセンダントやMCなど)の間の特定の角度を示します。

0度(コンジャンクション/Conjunction)

★第1種アスペクト(メジャーアスペクト)

★オーブ(6度、太陽と月を含む場合は8度)

★キーワード:融合、強調、集中、統合


アスペクトの中で一番強い影響力を持つのがコンジャンクションです。合とも呼びます。

惑星同士が同じ場所に接近しており、エネルギーが一体化しています。

このアスペクトは統合、結合、新しい始まりを象徴し、力強い影響を持ちます。

その惑星同士の組み合わせによって、行動力とエネルギーが強まったり、直観力が鋭くなるなどの影響が出ます。

ネイタルチャートにある場合は、その人の力強い個性や、その人の人生で強調されたテーマとなります。

180度(オポジション/Opposition)

★第1種アスペクト(メジャーアスペクト)

★オーブ(6度、太陽と月を含む場合は8度)

★キーワード:対立、緊張、葛藤、バランス


惑星が完全に反対側に位置し、直接対立する関係にあります。

対立、調整、対照的な力を示し、相反する要素を統合する必要があります。

葛藤や対立が生じやすいという特徴がありますが、困難な状況の中バランスを取ることで成長できる機会となります。

90度(スクエア/Square)

★第1種アスペクト(メジャーアスペクト)

★オーブ(6度、太陽と月を含む場合は8度)

★キーワード:障害、課題、プレッシャー、成長


惑星同士が90度の角度で接触しています。これは挑戦、摩擦、葛藤を象徴し、成長と進展を促しますが、同時に緊張をもたらすこともあります。

ストレスや衝突が多く、葛藤しやすい状況が生まれやすいですが、葛藤により生み出される打開策がその人を成長させてくれます。

120度(トライン/Trine)

★第1種アスペクト(メジャーアスペクト)

★オーブ(6度、太陽と月を含む場合は8度)

★キーワード:調和、スムーズな流れ、才能、恩恵


惑星同士が120度の角度で配置されており、協力的な関係を形成しています。このアスペクトは流れ、才能の発揮、好都合な状況を示し、スムーズな成長と成功を助けます。

物事がうまく進みやすい、才能が発揮される一方で、楽すぎて努力を怠ることも出てきます。

また、ネイタルチャートでハードアスペクトが無い場合は、打たれ弱い側面も出てくるかもしれません。

60度(セクスタイル/Sextile)

★第1種アスペクト(メジャーアスペクト)

★オーブ(4度、太陽と月を含む場合は6度)

★キーワード:可能性、チャンス、協力


惑星が60度の角度で配置されており、協力的な相互作用を持っています。これはチャンス、機会、助けを象徴し、円滑な交流とポジティブな成長を促進します。

努力次第で発展するアスペクトなので、意識して活用してみてくださいね。

45度(セミスクエア/Semi-Square)

★第2種アスペクト(マイナーアスペクト)

★オーブ(2度)

★キーワード:小さな障害、ストレス


惑星が45度の角度で位置しており、軽い挑戦やストレスをもたらす場合があります。これは変化と調整を促し、問題の克服を支援します。

スクエアほど強くはないですが、微妙な違和感や障害を生む状況が生じやすいです。

ちょっとしたイザコザが重なったり、気づかないうちにストレスが蓄積していたり、イライラしやすくなる…などが出てきやすいです。

30度(セミセクスタイル/Semi-Sextile)

★第2種アスペクト(マイナーアスペクト)

★オーブ(2度)

★キーワード:わずかな可能性、細やかな調整


惑星が30度の角度で配置されており、協力的な相互作用があります。これは機会や才能の利用、成長の助けを提供します。

小さなチャンスや才能を表し、活用次第で成長に繋がります。

ただし、自発的に活かさないと影響が薄いです。

135度(セスキコードレイト/Sesquiquadrate)

★第2種アスペクト(マイナーアスペクト)

★オーブ(2度)

★キーワード:混乱、不和


セスキースクエア/Sesqui-squareとも呼ばれる。

惑星が135度の角度で配置され、軽い不和や調整が必要な関係です。

これは課題と成長の機会をもたらします。

72度(クインタイル/Quintile)

★第3種アスペクト(マイナーアスペクト)

★72度(=360度 ÷ 5)

★オーブ(2度)

★キーワード:創造性の発揮、クリエイティブな才能


キンタイルとも呼びます。マイナーアスペクトなので、本人が意識していないと気づきにくいです。

クインタイルは「独自の創造性・天才的センス・特殊な才能」を示すアスペクトです。
その才能は実用的というより、芸術的・スピリチュアル・抽象的なものとして現れることが多いです。

芸術、音楽、舞台、文筆、デザイン、科学、教育などで独自性を発揮

創造力に富み、「自分だけの表現手段」を自然に生み出せる

奇抜ではなく、洗練された個性として現れることが多い

スピリチュアルな視点、精神性、美的哲学を持つ場合もある

一般的に「天才型」と言われる人に多く見られる


クインタイルの例(天体別)
太陽 × 水星(72度)
言葉・知性を通じて自己を洗練された形で表現する

月 × 金星(72度)
芸術的感性、柔らかな魅力、恋愛表現に個性あり

水星 × 土星(72度)
ロジックと構造に長けた創造力、教育・分析の才能

木星 × 天王星(72度)
未来的・理想主義的な思考、発明的な直感力

太陽 × 海王星(72度)
スピリチュアルな創作力、夢と表現が一体になる才能

144度(バイクインタイル/Biquintile)

士、土のようなマークで表される事もあります。

★第3種アスペクト(マイナーアスペクト)

★オーブ(2度)

★キーワード:創造性の発揮、クリエイティブな才能


惑星が144度の角度で配置されており、クインタイルの2倍の角度です。クインタイルの意味も引き継ぎます。

バイクインタイルは、「創造的でユニークな才能」や「特別な技能・美的センス」を表します。
特に以下のようなテーマが含まれます:

常人にはない独創性

芸術的・数学的・精神的な特殊センス

天賦の才能として現れやすい(本人が自覚していないことも)

「見えにくいギフト」=表面化するまで時間がかかる

高次的な目的や美の追求への欲求

例えるなら「普通の人には理解されにくいけど、実はすごいセンスを秘めている人」。

また、バイクインタイルは、目標に向かって努力できる積極性を表します。

特別な才能や、クリエイティブな才能の具現化、実現化も意味します。


クインタイル(72度)との違い
クインタイル(quintile) 72度 個性的な才能、美的・創造的な表現力
バイクインタイル(biquintile) 144度 クインタイルの倍。もっと深く・洗練された創造性や、高次の精神的表現を示すことが多い

クインタイルは「表現の才能」、バイクインタイルは「構造化された天才性」というイメージです。

150度(クインカンクスorインコンジャンクト/Quincunx)

★第3種アスペクト(マイナーアスペクト)

★オーブ(3度)

★キーワード:訓練、努力


惑星が150度の角度で配置されており、微妙な不和や調整が必要な関係です。これは適応力を求め、新しいアプローチを探る機会を与えます。

求める物のために努力する事ができる事を表します。

108度(トライデシル/Tridecile)

¥のマーク

★マイナーアスペクト

★オーブ(2度)

★キーワード:


訓練によって伸びる才能

51度25分(セプタイル/Septile)

Sのマーク

★マイナーアスペクト

★オーブ(1度)


予測できない運命的な作用。使命の達成。

集団の目的による個人の運命の規制。

40度(ノビル/Novile)

Nのマーク

★マイナーアスペクト

★オーブ(2度)


ゆっくりと実っていくもの、熟成のための潜伏。

36度(デシル/Decile)

★マイナーアスペクト

★オーブ(2度)


デシルの倍の度数はクインタイル(72度)になる。

無視できない才能。具体を抽象に、抽象を具体に落とし込む力。

24度(クインデシル/Quindecile)

「QD」がマーク

★マイナーアスペクト

★オーブ(1度、太陽と月を含む場合は2度)


調和、ひねり、アイデアの才能。

18度(ビギンタイル/Vigintile)

★マイナーアスペクト

★オーブ(1度、太陽と月を含む場合は2度)


新しい可能性、見込み、観察すると見えてくる可能性。

Tスクエア(複合アスペクト)

Tスクエア(T-square)は、西洋占星術における複合アスペクト(コンビネーション・アスペクト)の一種で、
3つの天体が互いに90度(スクエア)と180度(オポジション)で構成される、非常に強い緊張・エネルギー・葛藤を生むアスペクトです。

しかしこの葛藤は、成長・突破力・業績達成の原動力にもなります。


Tスクエアの基本構造
Tスクエアは以下のような3天体で構成されます:

2つの天体がオポジション(180度)

その2つの天体それぞれと別の1天体がスクエア(90度)

結果として、直角三角形のような形になります


主な特徴
常に問題意識や不安定さを感じやすい

内的な矛盾を抱え、それを乗り越えようとする強い意志が育つ

成功者・社会的リーダー・改革者に多い配置(ただし精神的なプレッシャーも強い)

物事を能動的に動かす力、突破力が非常に強い

エネルギーの焦点となる天体・サイン・ハウスが特に重要


Tスクエアの焦点の天体(スクエアが集中する天体)別テーマ例

太陽
自我・目的に関して大きな葛藤があるが、人生目標に強烈な意志を持つ


感情の不安定さ。安心を求めながらも揺れる心。情緒の揺れが深さになる

水星
思考や表現に対する強迫的な探求、知的ジレンマの中で賢くなる

金星
愛や美、金銭への強い執着や試練。恋愛や人間関係での深い葛藤

火星
攻撃性・行動力が過剰になりやすく、爆発的なエネルギーを持つ

木星
理想と現実のギャップに苦しむが、人生哲学や信念を強固に持てる

土星
制限や責任へのプレッシャーが強いが、非常に粘り強くなる

天王星
革新と変化への強迫的な衝動。枠を壊す力

海王星
幻想と現実の間で揺れやすいが、深い芸術性や直感力が育つ

冥王星
コントロールと破壊、再生のテーマ。内的な力は極めて強い


Tスクエアの「突破口(解消点)」=空いている位置
Tスクエアは三角形の“開いている1点”が存在します(180度オポジションの反対側)。
この「反対側の位置(解消点)」に意識を向けることで、Tスクエアの緊張を建設的に使う突破口が見つかるとされています。

この解消点に天体があると、「グランドクロス」になります

天体がなくても、そのサインやハウスに注目して行動することでバランスを取りやすくなります


Tスクエアの活用・読み解きのヒント
矛盾や葛藤に逃げずに向き合うことがカギ

自分で「何かせずにはいられない」という焦燥感・動機の強さがある

生涯を通じて成長のテーマになるため、中年期以降に花開くことも多い

自分のTスクエアの“焦点の天体・サイン・ハウス”を明確にすることがとても重要


まとめ:Tスクエアとは?

アスペクト構成
90度×2+180度=直角三角形

エネルギー傾向
非常に強い緊張・葛藤・動機

長所
成長力、突破力、社会的成功を導く

短所
不安・衝突・精神的圧迫感

解決法
空いている反対のポイント(解消点)に意識を向けること

グランドクロス(複合アスペクト)

「グランドクロス(Grand Cross)」は、西洋占星術における最も力強く、緊張度の高い複合アスペクトの一つです。

「十字形(クロス)」に形成される4つの天体による構造で、葛藤・試練・成長エネルギーの強さが際立ちます。


グランドクロスの基本構造
4つの天体が、互いに90度(スクエア)×4本+180度(オポジション)×2本で
正方形+十字型を形成します。

天体は、同じクオリティ(活動宮・不動宮・柔軟宮)に属していることが特徴。


グランドクロスの主な種類

活動宮(牡羊・蟹・天秤・山羊)
行動・開始 常に動こうとするが、目的が分裂しやすい

不動宮(牡牛・獅子・蠍・水瓶)
固定・持続 頑固で持続力があるが、柔軟性に欠ける

柔軟宮(双子・乙女・射手・魚)
適応・変化 融通は利くが、優柔不断になりやすい


グランドクロスの意味・象徴

強烈なエネルギーと内的緊張

4つの天体が互いにプレッシャーをかけ合う構造

一方向に進もうとしても、別の方向から常に引き戻される

常に「矛盾」や「ジレンマ」を抱えている状態

多くの困難を乗り越える中で、強烈な突破力・忍耐・精神力が培われる

人間としての成熟・リーダー資質が開花しやすい

現実的な成功者や社会的リーダーに多く見られる(時間がかかる)

自分を鍛え、バランスを取り続けることで大きく成長できる

開花のタイミングは、中年期以降が多く、時間が必要


グランドクロスとどう向き合うか
「葛藤を避けず、正面から向き合う」のが最大のカギ

4つのテーマのバランスをとることが人生のミッションになる

「一つに集中して他を捨てる」というよりは、「どれも捨てずに全体を生かす」力を育てる必要がある

グランドトライン(複合アスペクト)

「グランドトライン(Grand Trine)」は、西洋占星術における調和的で幸運な複合アスペクトの一つです。
3つの天体が互いに120度(トライン)の角度を取り、正三角形を形成する美しい配置です。


この3つの天体は、同じエレメント(火・地・風・水)に属します。

エレメント別のグランドトラインの意味

火のグランドトライン
牡羊・獅子・射手
創造力、情熱、直感、自発性、自己表現力

地のグランドトライン
牡牛・乙女・山羊
安定感、現実的成功、経済力、持続力、勤勉

風のグランドトライン
双子・天秤・水瓶
知性、社交性、言語能力、柔軟な思考

水のグランドトライン
蟹・蠍・魚
感受性、共感力、精神性、芸術性、直感力


グランドトラインの主な意味

調和・安定・天性の才能

流れるような才能・資質を持ち、自然体で物事が進みやすい

外的な努力よりも「無理のない中で自然に身につく力」を象徴

何かを「うまくやってしまう」人に多い

精神的な落ち着き、バランス感覚、優雅さを持つ

一見努力していないように見えても、自然に人を惹きつける魅力を持つ

現状に満足しすぎて変化を避けやすい

危機に対処する力が育ちにくいことも


成長のヒント

「ハードアスペクト」との併用
グランドトライン単体では心地よさ・安定感に留まる可能性があります

そこにスクエア(90度)やオポジション(180度)などの緊張要素が加わると、
刺激されて行動力やチャレンジ精神が引き出されやすくなります

カイト(複合アスペクト)

「カイト(Kite)」は、西洋占星術の複合アスペクトの一つで、
その名の通り「凧(カイト)」のような形をしており、グランドトライン(正三角形)にオポジション(180度)が加わった構造です。

グランドトラインの調和的なエネルギーに、オポジションという強い推進力(緊張)が加わることで、
潜在能力が現実的に発揮されやすい、非常にパワフルなアスペクトです。


カイトの構造(アスペクトの組み合わせ)

構成天体:4つ
以下のアスペクトで形成されます:

グランドトライン(120度×3) ← 調和的な土台

そのうちの1天体に対し、対向の天体がオポジション(180度)

結果としてセクスタイル(60度)×2本も追加される


カイトの意味・象徴

「才能を推進する緊張エネルギー」

グランドトライン(安定・才能)+オポジション(緊張・動機)という構造により、
「持って生まれた資質を現実の課題や目的に向かって使う」」

精神的・芸術的・知的な豊かさを、社会的な成果へとつなげやすい配置です

カイトの焦点=“オポジションの軸の中心天体(頂点)”がカギ!
この天体はオポジションのプレッシャーを受けながら、調和的エネルギーが集中する焦点

「自分が何のために生まれてきたか」を象徴することもある

この天体のサイン・ハウス・象意を意識的に使うと、人生が加速しやすい

成熟期以降(30代以降)に本格的に花開くことが多い


カイトの天体別の焦点(オポジション側)

太陽
自己実現・リーダーシップ・創造的自己表現への道


感情・家庭・母性の分野で豊かさと影響力を発揮

水星
知性・情報・教育での伝達力、分析力の才能を社会へ

金星
美・愛・価値観の表現を通じて魅力や豊かさを創出

火星
行動・闘争心がスムーズに方向づけられ、大きな成果に

土星
責任感・構造化能力が洗練され、現実化に力を持つ


カイトの活かし方
焦点の天体を「人生の目的地」として意識的に使うことがカギ

天性の資質(グランドトライン)に甘えすぎず、外的な要求(オポジション)と向き合う

何かに引っ張られるような出来事(仕事、人間関係、転機)が人生の分岐点になる


カイトがある人の特徴(傾向)

自分の使命に対する確信
「私はこれをするために生まれた」と感じやすい

内面の安定と外的な成果の両立
精神的な豊かさと現実的な目標の融合

カリスマ性・信念の強さ
他人から影響を受けにくく、自分の道を突き進む

成功への粘り強さ
長期的な目標に向かって着実に努力できるタイプ

調停(メディエーション)

「調停(メディエーション / Mediation)」は、ハードアスペクト(特にオポジションやスクエア)による緊張をやわらげ、バランスを取る役割をするアスペクト配置です。

日本語では「調停アスペクト」「調停役」などと呼ばれ、三角形の形をとることが多いです。


調停とは?

基本の形
2つの天体がオポジション(180度)の緊張状態にある

その中間に位置する天体が、それぞれの天体とトライン(120度)/セクスタイル(60度)などの調和アスペクトを形成している

この配置により、対立する2つのエネルギーがうまく橋渡しされ、バランスを取る手段が与えられるのです。

対立した2エネルギーが、調停天体を通じて建設的に使えるようになる

例えば、喧嘩するAとBの間に入って、冷静に「こっちの案どう?」と言える存在がC(調停の天体)


調停の天体別の例

180度:太陽×月(自我 vs 感情)
調停天体:水星
 →言語化・知性を通じてバランスを取る

180度:火星×金星(欲望 vs 愛情)
調停天体:土星
 →規律・責任感を通じて両者を調和

180度:木星×土星(拡大 vs 制限)
調停天体:海王星
 →理想やスピリチュアルな視点で融合


調停の人生的なテーマ

人間関係・内面の矛盾・外的葛藤などを、一つ高い次元で統合していく知恵を持つ

トラブル回避が得意だったり、カウンセラー・通訳・橋渡し役などに適性がある

問題を「両極の間」でうまくさばく能力、バランス感覚の持ち主

調停天体を使いこなすことで、調和と成長のモデルとして周囲に影響を与える存在になる

調停天体の質をしっかり育て、意識的に使うことがカギ!

グランド・セクスタイル(複合アスペクト)

準備中

ヨッド(複合アスペクト)

「ヨッド(Yod)」は、西洋占星術における最も神秘的で運命的な複合アスペクトの一つです。
その形状から「神の指(Finger of God)」とも呼ばれ、特別な使命・変容・目覚めを象徴します。


ヨッドの構造(アスペクト構成)
ヨッドは3つの天体によって構成され、以下のような形になります:

2つの天体がセクスタイル(60度)

その2つの天体に対して、1つの天体がそれぞれクインカンクス(150度)
→ 結果、二等辺三角形(細長い三角)の形になる


ヨッドの意味・象徴

神の指:運命を示す指先
ヨッドは「選ばれし者のアスペクト」とも呼ばれます

一見不釣り合いな要素同士が、焦点天体に圧力のようにエネルギーを集める構造

本人にとっては生きにくさ・矛盾・説明できない葛藤を生むが、
それが人生の使命・転機・目覚めを引き起こすポイントになる

焦点の天体(頂点天体)がカギ
焦点天体に人生の中で強く押し出されるテーマが集中する

この天体のサイン・ハウスが「運命を通じて向き合わされるポイント」になる

はじめは苦手意識や無力感を感じるが、深い成長と変容の種でもある


ヨッドの特徴

焦点天体に不自然な圧力がかかり、迷いやブレを生みやすい

同じテーマが何度も起きる「運命的サイクル」になりやすい

スピリチュアル・神秘・魂の成長に関わることが多い

思いがけない出来事(事故・出会い・転職)がターニングポイントになる

表面的には普通でも、内側に「使命・課題感」を強く持つ


ヨッドを持つ人のよくある流れ

若年期(10代〜20代):
 焦点天体に違和感・苦手意識。生きづらさ、方向性のなさを感じる。

中年期(30代〜40代):
 人生の転機・混乱・強制的な変化。新しい生き方への模索が始まる。

成熟期(40代以降):
 ヨッドのエネルギーを活かし、独自の才能や使命に目覚める。


ヨッドの天体別の例(焦点)

太陽
自己表現・人生目的に対する目覚め。アイデンティティの葛藤と開花。


感情のコントロール、人との共感力、家庭のカルマ的課題。

水星
思考・言語・学びに対する不一致感。独自の伝え方が鍵。

金星
愛と価値観の葛藤。関係性での大きな試練。

火星
行動や怒りのコントロールがテーマ。突破力を得るまで試練多め。

木星
過信・過小評価のバランス。教えること・拡げることに使命あり。

土星
社会的責任や制限のテーマ。成熟に時間がかかるが、真の強さを育む。


ヨッドとどう向き合うか?

抑え込みすぎず、焦点天体を意識的に開発する
 →「やりたくない・避けたい」と感じることこそが鍵

スピリチュアルなアプローチが有効
 → 内観、瞑想、占い、魂の学び、芸術活動などが突破口になりやすい

人生の“変化の波”に抗わず、流れに乗る柔軟性を持つ

ミスティック・レクタングル(複合アスペクト)

準備中

小三角(複合アスペクト)

準備中


アスペクトは、占星術のチャート内で惑星同士や重要なポイントとの関係を理解し、個々の特性や出来事の意味を深めるのに役立ちます。

それぞれの角度が持つエネルギーと効果を考慮して、チャートの全体像を把握することが重要です(*^-^*)



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