しし座の神話

12星座

しし座(獅子座)の神話は、ギリシャ神話に登場するネメアの獅子の伝説に由来しています。

この獅子は、英雄ヘラクレス(ヘルクレス)が成し遂げた「十二の功業」の最初の試練として登場します。

神話のあらすじ

獅子の怪物

ネメアの獅子は、ギリシャのネメア地方に住み、人々を襲って恐れられていた不死身の怪物でした。

この化け獅子は、怪物ティフォーンと、上半身が女で下半身が蛇の怪物エキドナの間に生まれたという素性を持っていました。

この獅子は通常の武器が一切通じないほど強靭な皮膚を持ち、どんな刃物も傷をつけることができませんでした。

そのため、誰もこの獅子を倒すことができず、ネメアの地は恐怖に包まれていました。

ヘラクレスの十二の試練

ミュケーナイの王エウリュステウスは、ヘラクレスに十二の試練を課しました。

その第一の試練が「ネメアの獅子を倒すこと」でした。

ヘラクレスは弓矢や剣を使って獅子に立ち向かいましたが、予想通り武器はまったく効果がありませんでした。

そこで彼は戦術を変え、棍棒で殴って獅子を巣穴に追い込み逃げられないようにしました。

そして3日間にわたり素手で格闘し、最後には強靭な腕力で獅子の首を締め上げて窒息死させました。

ヘラクレスは獅子の皮を剥ぎ、その毛皮を自らの防具として、まといました。

この毛皮は不死身の力を持っていたため、ヘラクレスは以降、強力な鎧として身に着けるようになります。

この戦いを見ていたゼウスは、ヘラクレスの偉業を称え、化け獅子を天に上げて星座にしました。

これがしし座の由来とされています。

しし座は、ネメアの獅子の伝説から勇気、王者の風格、誇り、英雄を象徴するとされています。

獅子座の性格

アリエスの感想

アリエス羊子
アリエス羊子

アリエスから一言★

ヘラクレスの最初の試練が、獅子との戦いだったんですね~。

素手で獅子を倒すヘラクレス強すぎるな…と思いました。

普通は逃げ出したくなるような状況でも、果敢に挑んで偉業を成し解けるなんて、めちゃくちゃカッコいいしまさにヒーローって感じがしました!

獅子の毛皮をまとったヘラクレス…きっと神々しく、人の上に立つ器を感じさせた事でしょう!

このような神話のイメージから、獅子座が「王者の星座」と呼ばれるのがよく分かりました★



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